39歳で結婚し、すぐに不妊治療を始めましたが出産には至らず、44歳で台湾のTFCで卵子提供を受け、1回目の移植で妊娠し、45歳で出産しました。
自分の卵子での治療が限界になり、残りの人生を夫婦二人で生きていくことも考えましたが、悩みに悩んで、やはり子どもがいる方がいいという結論になり、卵子提供を受けることにしました。
日本の主治医から卵子提供の説明を受けた際、台湾での治療を勧められました。台湾は距離が近く、親日で、人種が近いというメリットがありますが、何より、政府が卵子提供の法整備をして情報を管理しているため、他の国のエージェントよりも信頼できました。ドナーさんを選ぶことはできませんが、年齢や健康状態などの条件をクリアしていないとドナーになれないとのことでしたので、安心していました。
台湾への渡航は、一回目は2泊3日で夫と二人で行き、手続きや私の検査、夫の精子凍結を行い、国の審査とPGT-Aの結果を受けて、二回目は7泊8日で私一人で行き、胚盤胞の移植をしました。二回目は渡航の予定が立てにくく、出国日は生理が来ないと決まらず、帰国日も台湾に行って子宮内膜の厚さを確認してからでないと移植の日が決まらないため、職場に仕事の調整を協力してもらいました。
TFCでは、最初の問い合わせのメールのやり取りから、国への申請のサポート、病院内での通訳、日本での治療のフォローなど、日本語ができる同じ担当の方が熱心にサポートしてくださり、何でも質問できたため、全体を通して不安になることがありませんでした。実際に訪れると、日本の“病院”の印象とは異なり、院内にカフェがあり、サロンのようなオシャレな空間に驚きました。そのリラックスできる空間で、曾先生をはじめ、他の先生方や看護師さんも、皆さん気さくに優しく接してくださいました。
ドナーさんが若い方であることや、PGT-Aで結果の良い胚盤胞を移植したため、妊娠中も赤ちゃんの経過を心配することはほとんどありませんでした。むしろ高齢の自分の卵子での妊娠の方が、成長や障害の有無を心配したかもしれません。
高齢出産でしたが、何も問題もなく丈夫な赤ちゃんを出産できました。目鼻立ちが整った美男子で、両親も今まで見た赤ちゃんの中で一番可愛いと言ってくれています。夫も可愛い赤ちゃんにメロメロです。
赤ちゃんがやってきて生活は一変し、赤ちゃん中心の生活になりました。毎日赤ちゃんの成長が楽しみです。思い切って卵子提供を受けて良かったです。曾先生と、サポートしてくださったTFCのスタッフの皆様にはとても感謝しています。
ありがとうございました!!
私が不妊治療を開始したのは結婚して1年が過ぎた38歳の時で、一年半の不妊治療を経て40歳で第一子を出産しました。
TFCとは別の病院で人工授精を2回受けた後、治療方針に満足出来ずTFCに転院しました。超音波検査をして人工授精をするだけの以前の病院とは違い、TFCではまず血液検査がありました。そこでAMHというホルモン値が基準値よりもかなり低いことが分かり、直ちに体外受精を開始することになりました。
採卵して受精卵が出来てもPGS検査で染色体に異常が見つかり移植出来ず、結局採卵5回目でようやく一つだけ移植出来る受精卵が出来ました。一つしかない貴重な受精卵なので更にERA検査をして、移植する日を決めました。
費用は嵩みましたが、この着床前診断を受けたことで無駄な時間をかけずに効率良く不妊治療が出来て本当に良かった思っています。毎回PGS検査で受精卵に染色体異常が見つかるのには驚きました。
中国語が拙い私では難しい専門用語での説明を完全に聞き取る事が出来ず、もどかしさもありましたが、信頼する譚医師や看護婦さんに励まされて不妊治療を卒業する事が出来ました。
高齢出産ということもあってか、妊娠高血圧症候群になってしまい、28週での早産でしたが、我が子はすくすくと育ってくれています。子供の笑顔に癒され、幸福を感じる日々です。譚医師、本当にありがとうございます。
まず、最初は日本で不妊治療で有名なクリニックでお世話になりました。その後、台湾でいくつかのクリニックに通院いたしましたので、それらの個人的な体験をお話しさせていただきます。
比較のようになってしまい、お世話になったクリニックに申し訳ないのですが、結論から言うとすべての面で圧倒的に素晴らしかったのが、TFCです。
まずは最初に私が通院した日本のクリニックの方針はなるべく通常の妊娠に近い方が良いと言うことで、少しずつ科学の進歩を活用していくと言うことでした。
採卵などは麻酔を使わない方針なので、良いことだとは思ったのですが、毎度、激痛で涙が出ました。また、採卵や移植は、都度、医師が代わり、中には施術後に不必要に握手をして来る医師もいました。
自然に近い形での妊娠と言うことで、方針として素晴らしいのかもしれませんが、結果、失敗するリスクが高く、余計な痛み、無駄な時間とお金が浪費されるように感じました。そして、上手くいかない度に、科学の力を持ってしても妊娠は、かくも難しいものなのかと大きな絶望を感じました。
そこで、そのクリニックに通院を続けるのは、精神的にも経済的にも負担が大きかったので、当時、日本と台湾を行き来していたので、次は台湾のクリニックを活用することにしました。
台湾で最初にお世話になったクリニックはTFCではなかったのですが、なんとか三度目のトライで、第一子を授かる事ができました。
ただ、そのクリニックでは、診察台に乗り、両足を広げたままの状態で胸の触診がありました。
その際に、医師からプライベートな質問をされ続け、「答えないと、もっと痛くなるよ」と笑いながら言われ、さらに強い力で触診されました。
移植の際は、毎度、飛び上がる程痛かったです。
金額の内訳が欲しいとお願いすると、口頭で説明を受け、それを自分で記録しなければなりませんでした。領収書を催促しないともらえなかったりと、明瞭会計でないのが気になったりしました。
その後、友人から曾先生の事を聞き、TFCにて第二子の不妊治療を行う事にしました。
初めてTFCを訪れた時は、あまりの広さとホテルと見紛うほどの綺麗さに、「これはきっと、高過ぎて支払えない!」と思いましたが、台湾の他のクリニックと比べてもそこまで変わらない金額で驚きました。
しかも、驚くほどの最新設備が揃っています。
そして、初めて曾先生にお会いした時の印象は、“プロフェッショナル”。
曾先生は、とても研究熱心で知識が深いため、曾先生の判断力に対し信頼感を持つ事ができました。
また、TFCでは、目で見てわかる検査結果をアプリで共有してくれるので、今どんな状況なのかがわかりやすかったです。
おかげで、ただ、ただ前向きに進んでいく事ができ、結果、第二子も第三子も曾先生により、命を授かる事ができました。
他のクリニックで、もう何年も不妊治療を行なっているという方は、一度曾先生にお願いしてみても良いのでは?と思います。
◆ 林先生へのお礼
林先生、大変お世話になりました。また、言葉では言い尽くせないほど感謝しております。日本では難しいと言われた私達に、願い通りの娘を授けてくれて本当にありがとうございます。無事に産まれた後には、必ず三人で先生に会いに来たいと思っています。先生も、お身体に気をつけて、益々生殖医療や研究にご活躍される事をお祈り申し上げます。
当院では生殖医療の専門医が、それぞれの患者さまの状況に応じて、個別に必要と思われる検査や治療を提案させていただいております。
結婚して台湾に住んだのが39歳の時。結婚が遅かったものの子供を望んでいた私たち夫婦は、私が40歳になったことをきっかけにすぐに体外受精にトライしようと、体外受精の父と呼ばれる曾医師(当時は大学病院に勤務)を訪ねました。
私の望むことをすぐに理解してくれ早速体外受精のプロトコルへと移りました。とても優秀でプロフェッショナルな方なのに、雑談もするし、愛嬌もあり、人間味のある先生でホッとしたことを覚えています。
受診のたびに、迷いのない的確な判断で導いてくださったおかげで、プロトコルは順調に進み、40歳で妊娠、41歳で第一子を出産することができました。
そして子供が1歳のころ、あまりの可愛さに、次第に第二子を望むようになり、再び曾医師を訪ねました。この時、すでに大学病院を離れ、TFCに移られていました。
42歳で再妊娠を望むのは現実的ではないのか、と不安もありましたが、曾医師の自信に溢れた、大丈夫大丈夫、なんの問題もないですよ、の言葉に背中を押され、期待を抱いて早速体外受精のプロトコルに入りました。
40歳の時の採卵と比べ、42歳での採卵はあまりいい結果ではなかったのですが、曾医師は結果をみて、即座にプロトコルを修正し、再度採卵に臨みました。そこでなんとかうまく行ったため無事に胚移植し、42歳で再妊娠、43歳で第二子を出産することができました。
体外受精の父と呼ばれる曾医師は、体外受精のありとあらゆることを知り尽くしているようで、本当にゴッドハンドだと私は感じています。曾医師のお陰様で、かけがえのない可愛い2人の子宝に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。40歳、42歳での妊娠、諦めなくて本当に本当によかったです。
またTFCのスタッフの皆さんも、非常に親切で、複雑な内容もゆっくり丁寧に説明してくださり、とても助かりました。本当にありがとうございました。