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2025-04-01

体外受精は1回で成功できるのか?体外受精の成功に影響を与える4つの要因を解析

体外受精(試験管ベビー、IVF)と言えば、最も気になるのは”成功率”でしょう。この大切なポイントに影響を与える要因は何かあるのでしょうか?これから、一つ一つ詳しく解明していきましょう!

 

体外受精(IVF)とはか?

体外受精(IVF)は、現在、不妊症に対する最も効果的な治療方法と言われます。実験室の技術を用いて採取した卵子と精子を体外で受精させ、培養し、最終的に胚を子宮内に移植して発育を続けさせることで、妊娠を助けるプロセスです。医療技術の進歩により、現在では移植前に胚の着床前診断やタイムラプス(Time-lapse)撮像法を組み合わせた先進医療が可能となり、妊娠の成功率を高めることもできるようになります。

TFC生殖医療センターは、2020年創始してから、30,000組以上の夫婦と共に体外受精の旅に同行し、各々の状況により個人化された生殖計画を提供し、精密な排卵誘発療法を行っています。体外受精における累積妊娠率は60%に達し、特に38歳未満の妊娠率は70%近くに達しています。また、台湾初の試験管ベビー・体外受精児は、当院の創始者である曾啟瑞(ソウ・ケイズイ)教授によって誕生できました。

 

体外受精の成功率に影響を与える要因は?

 

1.タイミング

”タイミング”は体外受精の成功においてキーポイントとなります。その中、体外受精の治療を開始する年齢や、胚の移植のタイミング(が子宮内膜と同期しているか)、胚の着床のタイミングなど、すべては”タイミング”が指すことで、体外受精の成功率に大きな影響を与える要因です。

タイミング

2.精子/卵子/胚の質・状況

採取された精子の運動率が高く、卵子の質が良いほど、受精率も相対的に高くなります。胚の 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)とタイムラプス撮像法(Time-lapse system)を組み合わせることで、胚の健康状態を正確に確認でき、胚の発育に関する問題を早期に把握したり、胚の染色体異常のリスクを早期に排除することが可能となります。

 

3.子宮環境

理想的な子宮内膜の厚さは約8〜10mmとされています。内膜が薄すぎたり厚すぎたり、またはポリープ、癒着、炎症、子宮筋腫などの異常がある場合、胚の着床に不利な環境となります。

 

4.医師や胚胎培養士の経験・技術と先進医療設備

経験が豊富な医師が、各々各患者さんに合わせた個人化の治療計画を立て、的確に薬物の使用で治療によりの負担を軽減することに加えてベテランの胚胎培養士と協力し、体外受精の成功率を高めることを努めます。ラボ(実験室・培養室)では、先端の医療設備や機械で女性の「子宮環境」を模擬して、卵子と精子を体外で受精させます。

その神聖な空間で、胚培養士は顕微鏡下で優れた精子を選び、良質な胚を作り、最終的に子宮に移植します。したがって、高規格な設備と経験豊富な医師、胚胎培養士は、胚の着床や妊娠の成功にとって非常に重要な要因です。

医師や胚胎培養士の経験・技術と先進医療設備

体外受精の成功率を高めるには?

 

1.生殖系の健康診断

結婚後に妊娠を期待している場合、高齢になってからの妊活よりは、先に生殖系の身体検査を受けることをお薦めします。

妊娠を期待する夫婦にとっては、妊娠前の健康診断が、身体的および精神的に準備を整えることにもつながります。

男性は精液検査を受け、精子の数、運動能力、形態を検査します。医師はこれらの数値を総合的に評価し、精子が正常で健康かどうかを判断します。

女性には、卵子の在庫数を反映し、女性の生育能力を予測するための重要な指標となる、抗ムラー管ホルモン(AMH)検査を受けることをお勧めします。

生殖系の健康診断

2.卵子凍結

まだ、将来子どもを持つかどうか決めていない場合、卵子凍結を検討することをお薦めします。

卵子凍結に最適な黄金期は30~35歳頃で、年齢を重ねていくと、毎回の治療周期で採取できる卵子が減少したり、品質も低下したししていきます。40歳を超え、将来の妊活に備えるために、卵子の数を十分に確保するために2、3回以上の採卵手術が必要になる場合もあります。現時点、子どもを持つ計画がなくても、将来考えが変わった際に、凍結しておいたより質の良い卵子は保険のような役割を果たします。

 

3.生活習慣や食事

規則正しい生活習慣の以外には、十分な栄養を補給し、バランスの取れた食事を心がけることで、タンパク質、オメガ3、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂取し、ホルモン機能を正常に保つことができます。以下の例をご参照ください。

(1)脂肪や糖分の過剰に摂取することを避け、精子や卵子の質を確保すること。

(2)生鮮食品を摂取し、加工食品は多くの添加物を含んでいるだけでなく、製造過程や包装に可塑剤を摂取することになり、生理機能に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3)カフェインやアルコールの摂取を減らし、過剰に摂取すると血行に影響を与え、生理機能にも悪影響を及ぼします。

また、栄養士や中医師に相談し、自分自身に合った妊活メニューを作成してもらい、妊活のための体調を整えましょう。ストレスの解消も忘れないように、ストレスが身体に与える悪影響を減らすことも大切なのです。

生活習慣や食事

4. 賢く生活し、環境ホルモンから遠ざかる

環境ホルモン(内分泌かく乱物質)は、男性の精子の数や品質に影響を与え、将来的に不妊症になるリスクを高めます。女性に対しても、思春期早発症を引き起こし、乳がんのリスクを増加させるというリスクだけでなく、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群の発生率を高める可能性もあります。

 

東洋医学との併用

鍼灸などの治療で体質を改善し、精子や卵子の質を高めることで、着床の成功率も高めます。TFC生殖医学センターでは、 西洋医学と東洋医学の融合で、更に各々の身体状態に基づいて診断と治療法を個人化でき、精子と卵子の質を最適化し、受精卵の着床環境(子宮環境)を改善し、胚着床の成功率を効果的に向上させます。

東洋医学との併用

黃馨慧 Hsin-Hui Huang, MD, 主任醫師.

黃馨慧 醫師

Hsin-Hui Huang, MD

TFC 臺北婦產科診所 生殖中心 主任醫師

前三軍總醫院澎湖分院婦產科主任

前三軍總醫院婦產部主治醫師

前三軍總醫院生殖醫學中心研究醫師

前三軍總醫院生殖醫學中心主治醫師

前三軍總醫院生殖不孕中心主任

台灣生殖學會會員

台灣生育學會會員

醫療新知類別: # 体外受精