結婚して台湾に住んだのが39歳の時。結婚が遅かったものの子供を望んでいた私たち夫婦は、私が40歳になったことをきっかけにすぐに体外受精にトライしようと、体外受精の父と呼ばれる曾医師(当時は大学病院に勤務)を訪ねました。
私の望むことをすぐに理解してくれ早速体外受精のプロトコルへと移りました。とても優秀でプロフェッショナルな方なのに、雑談もするし、愛嬌もあり、人間味のある先生でホッとしたことを覚えています。
受診のたびに、迷いのない的確な判断で導いてくださったおかげで、プロトコルは順調に進み、40歳で妊娠、41歳で第一子を出産することができました。
そして子供が1歳のころ、あまりの可愛さに、次第に第二子を望むようになり、再び曾医師を訪ねました。この時、すでに大学病院を離れ、TFCに移られていました。
42歳で再妊娠を望むのは現実的ではないのか、と不安もありましたが、曾医師の自信に溢れた、大丈夫大丈夫、なんの問題もないですよ、の言葉に背中を押され、期待を抱いて早速体外受精のプロトコルに入りました。
40歳の時の採卵と比べ、42歳での採卵はあまりいい結果ではなかったのですが、曾医師は結果をみて、即座にプロトコルを修正し、再度採卵に臨みました。そこでなんとかうまく行ったため無事に胚移植し、42歳で再妊娠、43歳で第二子を出産することができました。
体外受精の父と呼ばれる曾医師は、体外受精のありとあらゆることを知り尽くしているようで、本当にゴッドハンドだと私は感じています。曾医師のお陰様で、かけがえのない可愛い2人の子宝に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。40歳、42歳での妊娠、諦めなくて本当に本当によかったです。
またTFCのスタッフの皆さんも、非常に親切で、複雑な内容もゆっくり丁寧に説明してくださり、とても助かりました。本当にありがとうございました。